リードスイッチとは、磁気センサーの一種で、単純に磁力でON/OFFする機械式(有接点)のスイッチです。窓の開閉を検知するセンサーとしても、よく使われています。
このタイプのセンサーは機械式のスイッチの為、ON/OFFを繰り返すと接点摩耗が生じ、それによる誤作動が発生してしまうという欠点があります。
窓の開閉など、頻繁にON/OFFの状態が繰り返されない状況での使用には向いていますが、その逆では不向きなセンサーと言えます。
このタイプのセンサーが、アルミ製造関連の機器に、頻繁にON/OFFを繰り返す状況で使用されていたので、今回【無接点化】を提案し、センサーを自作しました。
実際に作ったのがコレ(↓)
BOXの中は、こんな感じ。
汚い部品配置で恥ずかしいのですが、自分への戒めとして敢えて載せます(^^;
普通に磁気センサーとして、既製品が売られているのですが、電子式の物は少々高い(数千円程度)ので自作しました。部品代は下記の通りです。センサー1個当たり254円。
要となるホールICは・・なんと40円ですよ40円! BOXが一番高い。。
既設の機械式磁気センサーとの置き換えを考慮して、センサー出力はオープンコレクタです。
なので、センサー1個じゃ不安な時など、複数個を並列に繋いで使うこともできるようにしています(Wired OR)
今回5個作りましたが、製作に丸一日かかっちゃいました。 ん? ってことは・・
部品代は格安でしたが、私の工賃・人件費入れたら既製品買った方が良いんじゃね?・・というツッコミは無しで・・(^^;
こんな小さいチャレンジも積極的に応援してくれるオリンピア商事でした。